Typetalk(タイプトーク)

Typetalkのアクセス元を限定する「IPアドレス制限機能」をリリースしました!

仕様や画面は現行バージョンと異なる可能性があります。
Typetalkの最新版についてはこちらからご確認ください。

いつもTypetalkをご愛用いただきありがとうございます。本日Typetalkの有料プラン向けに、IPアドレス制限機能をリリースしました!🎉

TypetalkのIPアドレス制限機能を利用することで組織のメンバーのTypetalk利用を会社からのみのアクセスに限定させることができます。また、IPアドレスを制限することで、万が一ユーザーの認証情報が漏れてしまったとしても、外部からのアクセスを遮断できるため、セキュリティ対策をすることもできます。

一方で、IPアドレスを制限することでTypetalkに気軽にアクセスできなくなるため、組織のセキュリティポリシーに従って利用をご検討いただくことをおすすめします。

本記事では、TypetalkのIPアドレス制限機能の設定手順についてお伝えします。

設定方法

  1. 組織管理者が「アクセス制限」の設定ページにアクセスします。(画面左下の[設定] -> [組織管理] -> [アクセス制限])
  2. アクセスを許可したいIPアドレスをIPv4形式で入力します。IPアドレスの入力をサブネット(例:192.168.0.0/24)で行うことで、IPレンジでの指定ができます。
  3. 登録ボタンを選択し、IPアドレスを保存することで、IPアドレス制限が有効になります。

IPアドレスの一括登録方法

“CSVアップロード” ボタンを利用することで、CSVファイルに記述してあるIPアドレスを一括で登録できます。すでにIPアドレスが登録してある場合は上書きされますのでご注意ください。

(記入例)

“192.168.1.0/24”, “memo”

“192.168.100.1”,

設定の誤りによる復旧方法

万が一IPアドレスの設定を間違えてしまい、Typetalkにアクセスできなくなってしまった場合は、サイトのお問い合わせフォームよりサポートにお問い合わせください。こちらで該当組織の管理者であることを確認後、制限を解除いたします。

モバイルアプリへのプッシュ通知の制限

IPアドレス制限を有効にすると、モバイルアプリでの閲覧、投稿に関しても社内無線LANのような許可された接続からしかできなくなります。

しかし、プッシュ通知は許可されていない接続からでも受け取れてしまうため、対象組織のプッシュ通知はデフォルトで無効化にしています。

プッシュ通知を許可したい場合は、設定画面よりプッシュ通知の有効化を忘れないようお願いします。

IPアドレスを制限した状態でモバイルアプリを利用したい場合は、自社へのVPN導入をご検討ください。

※プッシュ通知の制限はIPアドレスを登録しているときのみ有効になります。IPアドレス制限を行わないユーザーの方には影響がありませんのでご安心ください。

外部サービスからの投稿の制限

Typetalkの連携ページに表示しているBacklog/Cacoo/Githubに関してはIPアドレス制限の対象にはなりません。

しかし、その他のサービスで連携をしているもの(Bot含む)に対しては、IPアドレス制限の対象になります。それらのサービス、ボットを利用する場合は、利用しているIPアドレスを調べていただき、そのIPアドレスを追加するようお願いします。

開発者向け(APIについて)

IPアドレス制限は組織ごとに設定するため、組織をまたいだデータを取得できるAPIには制限をかけられません。そのためIPアドレス制限が有効になっている場合、IPアドレス制限に引っかからなくとも以下のAPIの機能が利用できなくなりますので、組織対応化されているバージョンのAPIのご利用を検討ください。

※ストリーミングAPIに関してはベータ版ということで今回組織向けのストリーミングAPIは追加していません。準備でき次第お知らせいたします。

最後に

先日Typetalkでは、組織切り替えDM 組織移行をリリースしました。今回のAPI制限はこれらのリリースを踏まえて実現できました。

改めて、ユーザーのみなさまには移行にご協力いただき、誠にありがとうございます。引き続き組織周りに関する機能のアップデートやセキュリティ強化をしていきますので、どうぞお楽しみに🎁

より詳しい情報はこちらのFAQ情報を参照ください。何かご不明な点がございましたらお気軽にお問い合わせください。

今日もTypetalkでチームと楽しいコラボレーションを!